地下鉄東西線の快速運転区間で唯一停車する浦安駅周辺は、鉄道建設以前から市街地があったようで、区画整理されない窮屈な印象に「密」を感じたりします……
この日は新年3週目の週末ですが、右の清瀧神社(せいりゅうじんじゃ)に、密にならない程度の参拝者が訪れるのは、正月三が日の初詣を避けての呼び掛けに、応じた成果ではないかと。神社側も三が日のような受け入れ態勢に見えますから(露店は出ていない)、不便なくお参りできそうです。
漁業の町だったので海の神が祀られますが、ことし初めての神社参りなので、やはり「疫病退散!」を。海の神とは、ワタツミ・ワダツミ(海神・綿津見)とされ、海を指す意味にも使われます(元ちとせ「ワダツミの木」等。リンク先Youtube)。以前は、境内にある富士塚(富士信仰の人工の山)から、富士山がキレイに見えたことと。
緊急事態宣言が出ているため、古民家等の施設公開は停止されています。右の旧濱野医院(素敵な洋館)は、移築・保存されたもので、玄関前に「この建物で診療は行っておりません」の看板があるように、子どもに病院を選ばせたら、「ここがいい!」の意見が多いかもしれません。
それらの建物は、元の清瀧神社参道に発展したらしいフラワー通り沿いに並び、漁業が盛んな時分は大変なにぎわいで、映画館もあったそう。当時の面影を残す建物は少なくなりましたが、何となしに曲がる道の「人懐っこさ」(まっすぐ帰れない?)に、吸い寄せられた人も多かったのでは?
上は、浅田煎餅本舗の軒先で天日干しされる煎餅生地で、通常4日~1週間程度かかるそう。天日干しをすると、ミネラル(鉄分・カルシウム)、アミノ酸、ビタミン含有率が高くなり、旨味成分も高まるとのこと。店は側道+境川に面し日当たり抜群ですから、おいしい煎餅になりそう。
右の民家も日当たりがよく建物は日焼けしそうですが、格子戸等の玄関周辺がとても明るく鮮やかで、手入れが行き届いているように見えます。父の実家も格子戸だったので、「ガラガラッ」の音に郷愁を覚えますし、家中に響く音は来訪者を伝えるチャイムの役目をしていました。
右の豊受神社(豊受姫大神:食物・穀物を司る女神を祀る)にも、密にならない程度に参拝者が訪れます。祭礼の告知である背の高い幟柱(のぼりばしら?)を目にすると、気持ちの高揚感を覚えますが、いまどきはどれくらい遠くまで見えるのだろうか?
普段の年明けは、人出やにぎやかさに正月らしさを感じますが、人出が少なく静かな境内でも、新たな年への希望を祈る姿から、正月らしさを感じる新年となりました。
節目は重要ですが、改まった気持ちで参拝する姿勢が大切であることに、気づくきっかけになるかもしれません……
2度目の緊急事態宣言の成果
この期に及んでも、Go to トラブルメーカー(人災と感じる感染再拡大の元凶と目され、「首相にしてやるから、わかってるな」と裏で糸を引く背後霊)がブチブチと口を出すため、ようやく排除機運が出てきたようです。「感染拡大の恐れあり」と専門家に指摘されたにもかかわらず、トラブルメーカーに抵抗できず、「マスクと10万円」をばらまいて逃げ出した前任者とともに、失政(多くの死者を出した)責任をどう取るつもりだろうか? これ以上繰り返してはならないと、早期退場への機運が高まったことが成果のように……
前任者の大盤振る舞い後の尻ぬぐいとはいえ、「最終的に生活保護がある」と放り出す態度(常套手段の先送り)は、拡大防止に努めた庶民を「平民」と見下す姿勢のようで受け入れがたいが、少ない年金に困った際は、上級国民が納めた税金の世話になることにします。
高校地理が2022年から必修科目に(2月5日放送 タモリ倶楽部より)
番組内での現役教師によるGoogle Earthを利用した授業内容は、とても興味引かれるものでしたし、地理に関心のない女性ゲストが食いついた様子に、可能性を感じました。
社会科とされる教科の中で、各地域の地理的条件により、独自の生活、産業、交易、文化が生まれ、発展したことを総合的に学ぶことは、ふるさとを見つめ直すきっかけになるはずです。
大河ドラマ『麒麟がくる』終了
信長の最期の言葉とされる「是非に及ばず」の解釈をめぐる物語で、本作では「盟友」に対する言葉としたようだが、信長と光秀の蜜月関係を描けていただろうか、との物足りなさが残る。
光秀に関する資料は少ないようで、様々なサポート役や関係性が盛り込まれるも、どれも説得力や魅力が感じられないのは、先の見えない戦国時代の人物像としては仕方ないのかもしれない(争いのない世の希求が家康に受け継がれる系譜も、光秀存命中には描くことはできない)。
出演者は健闘していたが(光秀:長谷川博己、信長:染谷将太)、輝きを放ったのは本木雅弘(斎藤道三 役)だったように……
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